韓国外交長官「入国を禁止すれば、むしろ管理することに困難」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.03.13 07:11
康京和(カン・ギョンファ)外交部長官は12日、入国禁止や隔離措置計画について「このように世界的な感染病が回っている時、入国禁止措置を取ればむしろ管理することに困難がある」と明らかにした。
康長官はこの日、KBS ニュース9とのインタビューで「入国を一国のみを対象にして禁じるといっても第3国を通じて入る方法があり、必ず入る人々はどうしてでも入ってくる」と話した。また「そうなれば、防疫レーダー網から消えて検疫の部分に盲点が発生する。そのため、入国禁止をしないのがWHOの勧告」と説明した。
康長官はこの日、政府が15日から日本・中国・イタリア・イランに続いて欧州5カ国(フランス・ドイツ・英国・スペイン・オランダ)に対して追加特別入国手続きを導入することにしたことについて「5カ国は韓国と直航便でつながっている国々」としながら「欧州発入国者などはほとんどが航路を通じて入ってくるため、欧州の拡散傾向などを考えて下した決定」と明らかにした。また「(中国などを対象に)非常に効果的に管理して運営した経験があり、追加手続きを進めるうえで防疫当局の能力に無理なく進行されるものと期待している」と説明した。