WHO、感染者12万人超えてやっと「パンデミック」宣言…「新型肺炎は統制可能」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.03.12 07:16
世界保健機関(WHO)は11日(現地時間)、新型コロナウイルス感染症(新型肺炎)に対して世界的な大流行、すなわちパンデミック(pandemic)を宣言した。これに先立ち、WHOは1968年香港インフルエンザと2009年新型インフルエンザの流行当時、パンデミックを宣言したことがある。
WHOのテドロス・アダノム・ゲブレイェスス事務局長はこの日、スイスのジュネーブWHO本部で開かれたメディアブリーフィングでパンデミックを宣言したと米国公営NPR、CNBCなどが報じた。
テドロス事務局長は「最近2週間中国以外で発生した新型肺炎感染事例が13倍増え、被害国も3倍増えた。現在114カ国で11万8000件余りが把握され、4291人が命を失った」として「今後数日、数週間感染者と死亡者、被害国の数ははるかに増加すると予想している」と懸念を示した。