韓国「入国拒否、事前協議なかった」に対し、日本「事前通報した」と主張
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.03.09 15:04
日本政府が9日、同日から実施した韓国の入国制限措置について「韓国政府に事前通報した」と主張した。これは「日本側が事前協議や通知なしに一方的に発表した「韓国政府の立場と全面的に相反する内容になるため韓日両国間の真偽を巡る攻防があることが予測される。
日本政府を代表する菅義偉官房長官は9日午前の記者会見時、「韓国の場合は措置発表の時点で韓国内の感染者が6000人以上に上っていたという事実に基づいて取った措置」とし「日韓関係に影響を与えることを意図した措置では絶対にない」と述べた。また「このような我が国の考え方や措置の内容については外交ルートにおいて韓国側に事前通報し、(措置を)発表した後も丁寧に説明している」と主張した。
しかし、このような日本側の説明は韓国政府の立場とは正反対だ。外交部は日本が5日、事実上の入国拒否措置を発表すると「これまで日本側に追加措置に対する慎重な検討を数回にわたり求めたにもかかわらず、事前に我々と十分な協議もなく、このような不合理で過剰な措置を取った」と述べた。