新型コロナで入国制限対象…韓国柔道、東京五輪に向けた準備は?
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.03.06 13:46
韓国柔道が新型コロナウイルス感染症の直撃弾を受けた。2020東京オリンピック(五輪)の準備に大きな支障が生じている。韓国人入国禁止で大会に出場できなかったり大会が中止になるケースが増えているからだ。五輪出場権の確保に赤信号がついた。2016リオデジャネイロ五輪で12階級(全体14階級)に出場した韓国柔道が、東京には「半分」の選手団を送ることになりかねない状況だ。
大韓柔道会は4日、国際柔道連盟(IJF)から新型コロナ拡大の影響でモロッコグランプリ(6-8日)が中止になったという通知を受けた。この大会は世界上位ランカーが少ないため、ランキングポイントを獲得する絶好の機会だった。五輪出場権は各階級(男女各7階級)18位にまで与えられる。これに先立ち3日にはロシアグランドスラム(13-15日)への出場が不発に終わった。ロシアの場合、入国する韓国人を2週間隔離するからだ。