豪も韓国発入国を禁止…世界の半分99カ国が門を閉めた
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.03.06 06:54
新型コロナウイルス感染症(新型肺炎)の拡散を懸念して韓国からの入国を禁止し、または制限する国が5日現在99カ所に達している。国連加盟国(193カ国)を基準にすれば、全世界の半分を超える。外交部によると、5日午後8時現在、韓国発旅行客の入国を防ぐ国は41カ所だ。韓国全域からの入国禁止措置を取っているところが香港・トルコなど35カ所、韓国大邱(テグ)・清道(チョンド)など一部地域の旅行客を対象に入国を禁止する国はフィリピンなど6カ所だ。
この日、オーストラリア連邦政府も入国禁止対象国に中国本土とイランに続いて韓国を追加した。オーストラリア当局は1日(現地時間)には「韓国は明確にさらに発展した医療システムを備えており、引き続き感染事例を公開してきた」(ピーター・ダットン内務相)とし、韓国の対応を肯定的に評価したが、この日をもって方針を変えた。また、オーストラリア外務省はこの日、自国民に対する韓国旅行警報も上方修正した。韓国全域に対しては「旅行再考」に該当する3段階に引き上げ、大邱の場合は最高水準である4段階(旅行禁止勧告)を発令した。