韓国統一部、金与正氏の対南誹謗談話に「南北は互いに尊重するべき」
ⓒ 中央日報日本語版2020.03.04 15:33
韓国統一部は4日、北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長の妹である金与正(キム・ヨジョン)労働党第1副部長が前日夜に青瓦台(チョンワデ、大統領府)を誹謗する談話文を発表したことに対して「南北間の相互尊重が必要だ」という原則的な立場を明らかにした。
呂尚基(ヨ・サンギ)統一部報道官はこの日、定例記者会見で「金与正第1副部長の談話に関連し、別途言及するべき事項はない」とし「ただし、政府は南北関係の発展と韓半島(朝鮮半島)の恒久的平和定着に向けて南北が相互に尊重しながら共に努力していかなければならないという立場」と述べた。金与正氏の北朝鮮政権内の地位強化に関連しては「もう少し時間を設けて分析した後に申し上げる」とした。
青瓦台も「金与正第1副部長の談話に対して、現在としては青瓦台が別途コメントを出す計画はない」とし「午前会議の時、関連内容は共有されたものの特別な言及はなかった」とした。