北海道、日本で初めて新型肺炎「緊急事態宣言」…「外出控えて」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.02.29 09:37
北海道が日本で初めて、新型コロナウイルスの感染拡大で「緊急事態」を宣言した。住民には外出を控えるよう要請した。
北海道の鈴木直道知事は２８日午後、記者会見を開き、来月１９日までの３週間を緊急事態として対応すると伝えた。北海道ではこの日一日だけで新たに１２人の感染者が出るなど新型コロナの拡大が深刻という判断からだ。北海道の感染者は計６６人に増えた。
鈴木知事は北海道での感染拡大の背景に、北見市で最近開催された展示会を挙げた。展示会の参加者で集団感染した可能性があるという説明だ。北見市では１３－１５日、約７００人が参加した展示会が開かれ、参加者のうち６人の感染が確認された。北海道当局は感染拡大の経路の把握に注力している。
日本全体の４７都道府県のうち２８日基準で２０都道府県で感染者が発生している。北海道が最も多く、次いで東京都（３６人）、愛知県（２７人）、神奈川県（２１人）の順。