新型肺炎の影響「初期」だが…1月の消費、9年ぶりの減少幅=韓国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.02.28 16:13
韓国の1月の消費・投資指標が同時に悪化した。新型コロナウイルス感染症の影響が本格化する前だったが、「暗雲」が漂っていたということだ。2月は「豪雨」に見舞われる状況だ。
韓国統計庁は28日、「産業活動動向」で1月の小売販売額が前月比3.1%減少したと明らかにした。寒波に口蹄疫まで発生した2011年2月(-7%)以来8年11カ月ぶりの最大減少率だ。乗用車など耐久財販売(-8.5%)、履き物・かばんなど準耐久財販売(-2.2%)、化粧品など非耐久財販売(-0.7%)がすべて減少した。中国の新型コロナ感染拡大で観光客が減り、免税店(-17.3%)の打撃が大きかった。