「新型肺炎、すぐには終息しない」…韓国企業が長期戦体制へ
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.02.28 14:42
現代自動車の労使が26日から「封鎖闘争」に入った。新型コロナウイルス感染症に対抗してだ。通勤バスには1番・2番と以前になかった番号札が付けられた。識別番号があれば感染者が発生しても移動ルートを迅速に把握して的確な統制が可能になるからだ。工場全体のシャットダウンはどうにか防ぐという意志だ。
現代車の労使は25日、新型コロナ対応のための特別合意もした。紛糾が多かった現代車では異例だ。現代車の関係者は「できる限り夏季休暇前に今年の労使交渉を終え、下半期は安定的に生産できるようにする計画」と述べた。
企業が新型コロナ長期戦体制に転換している。コロナリスクを定数として長期的な視点で対応策を準備している。工場の運営が避けられない業種はコンティンジェンシープランを立てて先制対応し、流通会社は非対面取引に対する人員・装備投入を増やしている。情報通信技術(IT)インフラが整った業種では在宅勤務を通じて「企業体力」を備蓄している。