【コラム】世界に通じた韓国語の勝利(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.02.27 14:33
防弾少年団(BTS)がまたやった。公式発表前だが、ニューアルバム『MAP OF THE SOUL:7』で英米チャート同時席巻を予約した。米国ビルボード(Billboard)と英国オフィシャルチャート(Official Charts)同時1位は昨年の『MAP OF THE SOUL : PERSONA』に続き2回目だ。特にビルボードで2年以内に4連続アルバムチャート1位にランクインしたのはビートルズ以来初めて、大記録だ。当然ながら非英語圏では初めてだ。映画『パラサイト 半地下の家族』(以下、『パラサイト』)のアカデミー4冠に続くグッドニュースだ。
市場・ファンダムだけでなく、評壇の反応も熱い。英メディア「インディペンデント」と音楽専門紙「NME」、米国音楽雑誌「ローリング・ストーン」は星5つのうち4つの高い点数をつけた。「防弾少年団が成し遂げた成果を幻想的に圧縮したアルバム」(LAタイムズ)、「防弾少年団を好きであることが最高の選択であることを証明する」(NME)などの評価が続いている。防弾少年団が唯一受賞できなかったグラミーにまた一歩近づいたという評もある。大衆音楽評論家のランディ・ソは「主流市場でも批評的に賛辞を受けたアルバムになる」としながら「防弾少年団が発売したすべての音盤のうち、最もグラミー候補指名の可能性が高い」と評した。