コロナに足を引っ張られた精油・化学…構造調整が現実となるか=韓国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.02.22 12:28
韓国の製油・化学業界が業績反騰を期待する時期に新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に足を引っ張られた。すでに昨年、業況不況で業績が大きく悪化した状況のため、業界では最悪の場合、構造調整の動きが現実になりかねないという危機感さえ見られる。
21日、業界によると、2月平均のシンガポールの複合精製マージンは1バレル当たり3.2ドル(357円)で、依然として損益分岐点の1バレル当たり4ドル台を越えられずにいる。精製マージンは石油製品(ガソリン・軽油・ナフサ・航空燃料など)の価格で、コスト(原油価格+精製コスト+運賃など)を引いたもので精油会社の業績を左右する。