韓国、自宅隔離を違反すれば懲役も…「コロナ3法」国会福祉委を通過
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.02.20 15:00
新型コロナウイルスの感染拡大を受け、「コロナ3法」(感染病予防法・検疫法・医療法)改正案が20日、国会保健福祉委員会を通過した。自宅隔離を違反する者は罰金だけでなく懲役刑まで受けることもある。患者でない外国人も感染病流行地域から入る場合、入国が制限される場合もある。
この日の福祉委全体会議で議決された感染病予防法改正案によると、感染病自宅隔離の対象者が指針を違反する場合、1年以下の懲役または1000万ウォン(約93万円)以下の罰金を科すことが可能だ。現行法では300万ウォン以下の罰金と定められている。自宅隔離中に外出したり他人と接触したりする場合、罰則が大幅に強化される。新型コロナ感染拡大の過程では15人目の患者(43歳の男性)が自宅隔離中に生活守則を破って家族と食事をしたことが明らかになった。このため家族2人が感染した。