IMF「新型肺炎、グローバル経済に悪影響」…韓国には拡張的政策を勧告
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.02.20 14:24
国際通貨基金(IMF)が新型コロナウイルス感染が中国を含む世界経済にマイナスの影響を及ぼす可能性があるとし、韓国など財政余力がある国の積極的な景気浮揚政策を促した。
IMFは20日に発表した20カ国・地域(G20)調査報告書(G-20 Surveillance Note)で「底を打ったように見えるが、回復の見通しは脆弱」と明らかにした。今回の報告書は今月22-23日にサウジアラビアで開催されるG20財務相・中央銀行総裁会議を控えて発表された。
G20国家のうち今後も拡張財政政策を継続する余裕がある国には韓国・豪州・ドイツを挙げた。これらの国を含めて米国・英国・ユーロ圏はインフレーションが目標値に近接するまで通貨緩和政策基調を続けるべきだと助言した。特に韓国に対しては今よりさらに積極的な通貨緩和政策が必要だと強調した。