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【社説】地域感染に無防備、危機段階・市民意識ともに高めるべき=韓国

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.02.20 07:57
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新型コロナウイルス感染症の地域社会伝播は最も憂慮していた結果だ。感染経路が分からず、どこに広がるかも分からないからだ。16日に最初の地域感染患者(29人目)が出てきた後、18日に感染源未詳の2人目の患者(31人目)が発生した。特に31人目の感染者が行った新天地大邱(テグ)教会だけで2けたの感染者が出て、地域感染が本格化した。

地域感染は「類似患者が増える可能性がある新たな局面」(鄭銀敬疾病管理本部長)だ。今までは患者の感染経路を追跡し、感染が疑われる患者を隔離して伝染の可能性を遮断した。しかし地域感染に広がり、もう誰がウイルス保菌者なのかが分からない。こういう時であるほど市民は自ら感染予防に努力し、感染が疑われる患者は自宅隔離と能動的な検査で積極的に協力する必要がある。

 
新天地大邱教会の集団感染が31人目の患者のためかどうかはまだ明らかでないが、感染が確認されるまでの患者の行動には残念な側面が多い。この患者は7日に交通事故でセロナン韓方病院に入院した後、翌日に高熱と肺炎症状を見せた。体温が38.8度に上がり、病院が新型コロナ検査を2度進めたが拒否した。入院しながらも9日と16日には教会に、15日にはビュッフェに行った。この期間、防疫当局が把握した接触者だけで166人にのぼる。病院の勧告に従って速やかに検査に応じていればと悔やまれる。

19日に確認された最初の小学生の感染者も叔父の15人目の患者(43)の自宅隔離が守られず発生した。15人目の患者は隔離指針を破って家族の食事に参加し、妻の妹の20人目(41、女性)に移した。20人目の患者は自分の娘(11)を感染させたと推定される。当初15人目の患者が徹底的に隔離指針を守っていれば生じなかったことだ。

政府も危機対応段階を「警戒」から「深刻」に高める必要がある。どこでどう感染するかが分からない状況であり、政府全体レベルの総力対応が求められる。必要に応じて中央災害安全対策本部の運営も考慮するのがよい。保健当局は特に感染が疑われる患者が積極的に検査に参加できるよう1339コールセンターや保健所などの1次対応に積極的に努力しなければいけない。

中国湖北省以外の地域に対する入国禁止も検討する必要がある。大韓医師協会は18日、「地域感染を防ぐための1次防疫が失敗した」とし「中国全域の入国制限措置をもう一度要請する」と主張した。広東省・浙江省・河南省などですでに感染者が1000人を超えている状況で、湖北省だけを制限するのはおかしい。

中国人留学生7万人の対策も補完されなければいけない。全国の大学の寮の収容率は22.2%にすぎず、隔離空間が不足しているのが実情だ。寮で隔離中の場合、外出を防ぐ方法もない。政府は「自律という美名のもとで傍観している」という大学側の声に耳を傾ける必要がある。

2009年の新型インフルエンザは最初の患者発生から70日目に地域感染事例が確認された。その後、幾何級数的に増え、患者76万3759人、死者270人となった。新型コロナは28日目に地域感染者が出て、新型インフルエンザより42日も早い。新型コロナが新たな感染拡大局面に入っただけに、政府、市民ともに徹底的な予防が求められる時だ。

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