中国、新型肺炎のエアロゾル感染の可能性を条件付きで認める
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.02.20 07:37
中国国家衛生健康委員会が19日、エアロゾル(空気中に漂う固体や液体微粒子)を通じて新型コロナウイルス感染症(コロナ19)に感染する可能性を初めて認めた。当局がこの日発表した第6次「新型コロナ肺炎診療方案」で、「相対的に閉鎖された環境の中に長期間さらされた場合、エアロゾル感染の可能性もある」と明示した。
委員会はこれまで感染経路として、飛沫による呼吸器感染や濃厚接触を通した感染など2つを挙げていた。今月8日、上海市民政局の曽群副局長がコロナウイルスがエアロゾルを通じても感染しうると発表した時も、委員会は「証拠が確かではない」とし否定していた。