斗山重工業、5年ぶりに名誉退職実施
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.02.19 11:43
斗山(トゥサン)重工業が5年ぶりに名誉退職(早期退職)を通じた人材構造改編に入る。韓国政府の脱原発政策に続き世界の発電市場沈滞にともなう業績悪化に足を引っ張られた。
斗山重工業は18日、組織を再編して業務効率性を高めるため名誉退職を実施すると明らかにした。対象は技術・事務職を含む1975年生まれ以上の2600人ほど。名誉退職者には勤続年数により最大24カ月分の賃金を支給する。20年以上の社員には慰労金5000万ウォンを追加で払う。退職後最長4年間にわたり子女の学資金、慶弔金、健康診断費も支援する計画だ。申請は20日から来月4日まで受け付ける。
会社関係者は「役員縮小と有給循環休職、系列会社転出、部署転換配置など強力な固定費削減努力をした。経営正常化過程で人材構造改編は避けられない状況」と話した。斗山重工業は2014年末にも業績不振を理由に名誉退職を実施した。当時250人ほどの社員が会社を去った。