北朝鮮が為替・派生商品の研究を始めた…改革・開放の準備?
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.02.19 10:39
北朝鮮が金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長の執権以降、資本主義体制を批判するよりも生産性の向上や知識、技術などの経済政策を強調しているという分析が出てきた。北朝鮮の経済論文に含まれたキーワードを分析した結果だ。外部的に自強第一主義、国産化奨励など閉鎖・孤立主義を前に出しているが、内部的には改革と開放を準備しているとみられる。
韓国銀行(韓銀)が19日、報告書「北の『経済研究』で分析した経済政策の変化:テキストマイニング接近法」を出した。北朝鮮の代表的な経済関連文献『経済研究』に出てくる言葉と使用頻度を分析した内容だ。韓銀展望模型チームのキム・スヒョン課長は「1980年代から2018年までの論文の題目とキーワードをコンピューターアルゴリズムを活用するテキストマイニング技法で分析した」とし「統治者別、時期別、経済環境の変化による経済戦略と政策の変化を追跡した」と述べた。