【コラム】流言飛語とかびの類似点=韓国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.02.19 10:17
古今東西を問わず疫病が流行したり民心が分裂すると怪談が出てくる。米国も例外ではない。ドラマ『X-ファイル』が作られた国である米国がむしろ流言飛語の生産力と多様性で相当な水準とみられる。主流学界で認められない辺境のうわさ話が主流文化にまで食い込んだりする。
6年前にエボラウイルスが米国社会を強打した時がそうだった。CNNなど主流メディアが米国民のエボラ恐怖を「フィアボラ」という新造語で報道した時だ。その時に出没した主なデマだ。(1)オバマ大統領が米国の奴隷制の歴史を贖罪しようとエボラ流入を遮断しなかった。(2)オバマ大統領が米国をアフリカのようにしようとエボラを防がなかった。ラッシュ・リンボーのような極右タレントが怪談拡散に加勢した。