韓国経済、1-3月期マイナス0.3%?…「新型肺炎ショック」でマイナス成長の危機
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.02.17 08:10
1―3月期の韓国経済が1年ぶりに再びマイナス成長の危機に置かれた。韓国経済に対する新型コロナウイルスによる肺炎の余波が急速に可視化しているためだ。昨年10-12月期の成長率が高かったのにともなう反動効果まで考慮し主要機関は韓国の1-3月期成長率を相次いで引き下げている。
16日の各経済機関によると、投資銀行のJPモルガンは韓国の1-3月期成長率を前四半期比マイナス0.3%と予想した。モルガン・スタンレーは韓国の1-3月期成長率が前年比0.8~1.7ポイント下落する恐れがあると予想した。韓国の研究機関も悲観的な見通しを出している。現代経済研究院は新型コロナウイルスの国内感染が拡散する場合、1-3月期の成長率が1年前より0.6~0.7ポイント低くなると観測した。
韓国政府からも1-3月期の成長が予想より落ち込むだろうという診断が出てきた。企画財政部のク・ユンチョル第2次官は14日の公共機関投資執行点検会議で「(新型肺炎の余波により)1-3月期の成長率に調整が発生する恐れがある」と話した。