韓国政府「日本・シンガポール、地域感染の疑い…汚染地域指定検討」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.02.16 09:42
韓国政府が新型コロナウイルスによる肺炎と関連し、日本とシンガポールなどで地域感染を疑われる事例が生じたとみて汚染地域指定を検討していると明らかにした。
中央事故収拾本部副本部長を務める金剛立(キム・ガンリプ)保健福祉部次官は「現在関連した患者が発生した国または地域に対する発生推移を注意深くわれわれも見ている。世界保健機関(WHO)の国際保健規約に基づき各国が提供している患者情報を中心に、また各国に駐在する在外公館を通じ可能なすべての情報を最短時間でわれわれが総合的に分類し判断している。深刻に見ている地点のうち、ひとつは防疫網を抜けて発生する、言い換えれば感染経路が非常に不明な状態で現れる患者の動向、発見や発生などを鋭意注視している。現在一部の国でこうした事例が現れているという点は地域感染が発生しているという点を疑わせる部分のため、この点についてわれわれはもう少し注意深く現在防疫対策本部と相談している」と明らかにした。