米国防総省、来年の予算案発表…「THAAD基地費用4900万ドルは韓国負担」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.02.15 14:00
米国防総省が最近、2021年の予算案を発表し、慶尚北道(キョンサンブクド)THAAD(高高度防衛ミサイル)基地に軍事施設を建設するプロジェクトに「韓国側建設費用(Korea funded construction)」4900万ドル(約54億円)を反映したことが分かった。THAAD関連費用が米国防総省の予算で提示されたのは今回が初めてであり、防衛費分担金との連係の可能性が提起されている。韓米両国は今年から新しく適用する第11次防衛費分担金特別協定(SMA)交渉を進行中だ。SMA交渉が妥結する前から米国防総省が韓国政府の負担費用を韓国側と相談もなく予算案に含めたのは異例だ。
韓国軍の関係者は14日、米国側との事前協議があったかどうかについて「具体的に協議されたことはない」とし「星州(ソンジュ)基地の環境影響評価が終わった後に協議する事項」と話した。外交部も「事前協議はなかった」という反応だ。