【コラム】文在寅政権の歪んだ忍耐
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.02.13 12:05
危機は試練の場だ。政権の実力が露出する。危機の属性は暴露だ。奇病は体制の内面をかき回す。権力の実体が表れる。新型コロナウイルスはそのように作動する。文在寅(ムン・ジェイン)政権の正体が鮮明になった。その本性は親中・反米だ。文政権は大陸に向かって走る。新型肺炎は拡大中だ。中国国内の死者は1100人を超えた(12日)。巨大な災難だ。中国の素顔が現れた。その中は統制と抑圧で絡んでいる。隠蔽と操作は大陸方式だ。
共産党独裁の闇はかなり暗い。感染病の治療は後回しで、情報遮断が先だ。中国は経済大国だが、医療体系は劣悪だ。権力集中は皇帝式だ。習近平国家主席の一人支配だ。疫病は集団怨声を呼ぶ。習近平のリーダーシップは揺れる。彼の中国の夢はみずぼらしくなった。