GSOMIA破棄論浮上に韓国保守「また総選挙用反日扇動か」
ⓒ 中央日報日本語版2020.02.12 18:33
韓日軍事情報包括保護協定(GSOMIA)破棄論が青瓦台(チョンワデ、大統領府)で再浮上し、野党は「選挙用ポピュリズム」と批判した。
自由韓国党のパク・ヨンチャン報道官は12日、公式論評で「総選挙を控え文在寅(ムン・ジェイン)政権が再び反日感情を持ち出した。ポピュリズムの被害はそのまま国民に返ってくる」と述べた。
パク報道官は、「国家安保の根幹を揺るがす懸念が大きいとして多くの国民が強く反対を叫んだだけでなく、日本の輸出規制の動きに特別な牽制役もできなかった記憶がまだ生き生きと残っている。それでもまたGSOMIAカードを持ち出したのは総選挙での無条件の勝利に切羽詰まっているためだろう」とした。その上で「韓日対立が総選挙で与党に有利に作用するだろうという報告書を作り、途轍もない批判を受けても選挙勝利の誘惑を払い除けることができず再び反日感情助長に出た」と指摘した。