韓経:韓国、2月初めの輸出3.2%減少…新型肺炎が「足かせ」に
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.02.12 10:07
今年に入り回復の兆しを見せていた韓国の輸出が新型コロナウイルスによる肺炎の伏兵で落ち込んだ。先月回復傾向に入るようだった1日平均輸出が今月初めにマイナスに転じたのだ。発病震源地である中国に対する輸出依存度があまりに高いためだ。ここに中国からの輸入も急減するなど内需市場まで萎縮する兆しを見せている。韓国政府の今年の輸出増加率目標値3%だけでなく経済成長率目標の2.4%の達成も難しくなるのではないかとの懸念が出ている。
◇輸出回復するかと思ったら
関税庁と産業通商資源部が11日に明らかにしたところによると、今月1~10日の輸出は106億9700万ドルを記録した。前年同期の63億1600万ドルから69.4%の急増だ。輸入は96億6900万ドルから119億8800万ドルに24.0%増えた。表面的には輸出が増加したが、これは操業日数による錯覚と分析される。昨年は2月初めに旧正月連休があり操業日数が4日にとどまった。これに対し今年2月上旬の操業日数は7日で3営業日多かった。