中国知識人、新型コロナ暴露医師の死をめぐって怒り…「第2の天安門事件に発展するおそれも」(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.02.10 14:40
新型コロナウイルス感染症(新型肺炎)の拡散を警告した中国の医師、李文亮氏の死をめぐり中国知識人が怒りの声を上げている。李文亮氏に対する国民的な追慕が続く中で、中国の学者は「言論の自由を保障せよ」といってソーシャルメディアに公開書簡を出した。今回の事態が習近平体制に対する不信につながり、「天安門事件」のような巨大な危機が押し寄せる可能性もあるとの警告も出てきた。
今月7日、香港紙サウスチャイナ・モーニング・ポスト(SCMP)によると、李氏の死後、中国の大学教授が相次いで中国政府を公開的に批判している。北京大学法学科教授の張千帆氏はSCMPとのインタビューで「政府は李氏が死亡した2月6日(公式死亡日7日)を「言論自由の日」に指定するべきだ。言論の自由を抑圧する刑法条項も廃止するべきだ」と促した。