【現場から】チャイナフォビア? 躊躇する韓国政府がさらに恐ろしい
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.02.10 11:04
「恐ろしい。道路で中国語でしゃべる人を見るだけでも怖くなる」。新型コロナウイルス(新型肺炎)感染症が拡散しながら登場する世間の声だ。中国全体を危険地域とする感情的な対応も広がっているという傍証だ。
新型肺炎が発源地である中国から流入することを最小化するためには中国人を入国させなければ良い。だが、韓国の大統領の立場ではそれほど簡単でないことだ。決断力がないからでもなく、国民の安全を軽んじているわけでもない。果たして中国人の入国を防ぐのが現実的に可能なことなのか、実質的に防疫に役立つのか、後日中国との外交関係でどのような影響を及ぼすのかなどを悩むだろう。解決策はある。中国発飛行機を明示的に阻止することはしなくても、中国人の入国に選別的に対応する方法だ。