<新型肺炎>初の警報鳴らした中国人医師の悲劇
ⓒ韓国経済新聞/中央日報日本語版2020.02.09 12:16
7日現在638人の死亡者を記録するなど中国を恐怖のるつぼに追いやっている新型コロナウイルによる肺炎発生の事実を最初に暴露した中国人医師の李文亮がこの日午前2時58分、34歳の若さで死亡した。彼自身が新型肺炎に感染したためだ。
中国湖北省武漢中央病院眼科課長の李文亮は昨年12月に武漢の海産物市場から訪ねてきた7人の患者を診療した後、彼らが重症急性呼吸器症候群(SARS)と同じ症状を見せていると初めて判断した人物だ。続けて彼は昨年12月30日に医科大学同窓とのチャットルームに「新たなSARSが現れた」と知らせ、その後数時間でこのメッセージはキャプチャーイメージでオンラインに流れた。