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【社説】感染者の発生を国民より長官に先に報告した「保健官僚主義」=韓国

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.02.06 12:10
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疾病管理本部(以下、本部)が昨日、17、18人目の新型コロナウイルス感染の感染者発生を国民よりパク・ヌンフ保健福祉部長官に先に報告したのはいくら考えても順番が前後した。迅速な発表が優先されるべきだが、国民より上層部に先に報告したわけだ。

このような事実はこの日午前、国会で開かれた政党・政府・青瓦台(チョンワデ、大統領官邸)協議会に参加したパク長官のメモが報道機関のカメラに捉えられて明らかになった。写真が撮られた当時は16人目の患者まで公開された。メモがメディアに公開されると本部側は慌てて報道資料を配布した。

 
本部関係者は「長官に緊急に感染者発生の内容が報告されたもので、本部が政党・政府・青瓦台官邸に感染者を先に報告しようとしたわけではない」と釈明した。だが、本部のチョン・ウンギョン本部長が先月31日「情報公開が遅れないように取り組んでいく」と約束して一週間も経たないうちにこのようなことが起きた。当時、ソウルで発生した7人目の感染者を把握してから15時間後に遅れて公開した。朴元淳(パク・ウォンスン)ソウル市長は「リアルタイムで発表し、共有されなければ市民の不安を育てることになり、時間を争う感染病の拡散を防ぐことに大きな問題を露出する」と政府を公開批判した。

情報公開に消極的なのは教育当局と地方自治体と大きく変わらない。感染者が訪問したショッピングセンター・マート・映画館・保育園などの情報を公開するというが、正確な場所と動線を迅速に公開していない。例えば、ソウル市教育庁は12人目の感染者の隣の席で映画を観た父兄が自家隔離され、木洞(モクドン)の塾50カ所に休講を勧告した。だが、この過程で塾名を公開せず住民たちが混乱している。ソウル市が運営する総合電話案内・相談センター「120タサンコールセンター」には感染者が訪問した食堂なのかどうかを確認してほしいという問い合わせの電話が寄せられている。

一方、公開してはならない情報が流出する事例もあった。武漢市に居住して旧正月連休に故郷の釜山(プサン)を訪れた女性はのどに風邪の症状が見られ、本部に自主的に申告した。管轄保健所に検査を受けて結果を待っていたところ、知人から心配する電話がかかってきた。調べてみると、検査3時間後に保健所が警察と共有した情報が流出したわけだ。感染者の個人情報をきちんと保護できなかった事例だ。

伝染病が蔓延する時、遅延、あるいは不十分な情報公開は不信を生み出し、不信と情報不足は恐怖を最大化する。伝染病を迅速に征服するどころか、さらに広く広める。今回の事態が早期に落ち着かない理由もこれと無関係ではない。

保健当局は知らせるべき情報は最大限速かに国民の前に公開し、保護すべき個人情報は徹底的に守ってほしい。同時に、偽ニュースは遮断する必要があるが、偽ニュースの批判が政府の不十分な情報公開に免罪符を与えてはならないという事実も肝に銘じてほしい。

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