日本・タイ・シンガポールに行ってきて感染…アジア全域からの入国者に検疫ネットワークの拡大を=韓国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.02.06 07:26
中国以外の入国者から新型コロナウイルス感染症感染者が流入し、「第3国感染」拡散の懸念が大きくなっている。3カ国は中国以外の感染者発生「ナンバー3」の国だ。韓国疾病管理本部が集計(5日基準)した世界の新型コロナウイルス発生現状を見ると、韓国・中国以外に26カ国で感染者が発生した。この中で日本33人、タイ25人、シンガポール24人だ。さらに、感染者が多い理由は中国と近く、韓国のように交流が頻繁であるためだ。タイの患者25人の中で中国から来た中国人が19人、タイ人が6人というのが傍証する。
もう一つの理由は韓国を行き来する航空便が少なくないためだ。4日を基準に日本は仁川(インチョン)空港へ96便、タイは26便、シンガポールは6便が入国した。旅行業界によると、一日日本から1万5000人余り(乗り換え客を含む)、タイ6000人余り、シンガポール1000人余りが韓国に入ってくる。さらに、日本人感染者の中で4人、シンガポール人2人は無症状患者だ。無症状感染が発生したため、不特定場所で感染する恐れがある。