韓国経済副首相「2月の輸出、プラス要因強い…新型肺炎の追加補正予算検討していない」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.02.03 19:38
洪楠基(ホン・ナムギ)副首相兼企画財政部長官は3日、「この3~4カ月間の指標を見ると、景気回復の流れが現れている」と話した。また、今月の輸出は回復傾向に転じるものと予想した。この日開いた記者懇談会の席でだ。洪副首相は「中国・武漢で発生した新型コロナウイルスによる肺炎で実体経済に影響がありえるだけに経済への波及を最小化することに注力したい」と話した。一部で議論される追加補正予算編成に対しては「検討していない」と線を引いた。
洪副首相はまず韓国経済の回復の兆しに言及した。昨年11月と12月に同時上昇した全産業生産と小売り販売、設備投資の3大指標を例に挙げた。輸出も肯定的に評価した。先月の輸出は前年比6.1%減った。これについて洪副首相は「1月の輸出絶対規模はマイナスだったが、1日当たり輸出規模はプラスに反転したことが重要な要因。昨年輸出を厳しくした半導体DRAM固定価格が1月に前月比1.1%上昇した側面を見れば肯定的にみることができる」と話した。彼は「2月の輸出は昨年より操業日数が増えプラス要因が強い。3月の輸出がどうなるかが重要だ。大きな座標になるだろう」と説明した。