韓国、1回の充電で500km以上走る「第3世代電気自動車」の開発加速(1)
ⓒ韓国経済新聞/中央日報日本語版2020.02.02 13:16
先月6日、現代自動車は電気自動車の「コナ・エレクトリック」2020年型を出した。2018年に初めて登場してから昨年国内外で4万7000台以上売れた前作の新型製品だ。国土交通部が公認したこの車の走行距離は64キロワット時(kWh)バッテリーモデル基準で406キロメートル。1回の充電でこれだけの距離を走れるということだ。競合会社の韓国GMも最長走行距離が414キロメートルの「シボレー・ボルトEV」の2020年型を年内に発売する。
走行距離は以前よりも大きく伸びたが、消費者の立場では依然として物足りなさがある。例えば1回の充電で400キロメートルほど走れる電気自動車に乗ってもソウルから釜山(プサン)まで行くには中間で一度は充電しなければならない。地図上で両都市の直線距離は325キロメートルだが道路元標基準の実際の起点・終点の距離は456キロメートルに達するからだ。しかし米大陸横断でないならこうした問題はまもなく解決される見通しだ。
#自動車・バッテリー会社が1回の充電で500キロメートル以上走行できる「第3世代電気自動車」事業を本格始動しているからだ。電気自動車は1回の充電で160キロメートル未満の距離の走行が可能な第1世代を経て、320~500キロメートルを走行可能な第2世代に進化してきた。第3世代になれば1回の充電でソウル~釜山を無理なく移動できる。