「ないから売れない」…2万2000枚、16分で品切れ「マスク大乱」=韓国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.01.31 09:41
京畿道坡州(キョンギド・パジュ)に住む主婦のAさん(39)は30日、テレビショッピングの「ロッテホームショッピング」でKF94マスクの販売放送時間を確認した後、午後1時40分の放送時間に合わせてモバイルアプリにアクセスした。ところが買おうとしていたマスクはすでに売り切れで、すでに別の放送が始まっていた。後で知ったところによると、放送は午後1時34分に始まって40分ごろには終わった。Aさんは「マスクが品切れになるかと思ってわざわざ放送時間に合わせてアクセスしたのにマスクを買えなかった」と話した。この日、ロッテホームショッピングが緊急編成した「wii care黄砂マスク」放送では準備した物量500セット(販売価格約2500万ウォン、約230円)が5分で完売したという。
韓国ではマスク大乱が起きている。各社は物量確保が緊急事態となった。インターネットでは価格が急騰している状態だ。ある消費者は26日にKF94マスク20枚を約2万9000ウォンで購入した後、28日に同じところで同一商品を再注文しようとしたが価格が約5万3000ウォンに上がっていることに気づいた。2日間でマスク1枚の価格が1482ウォンから2690ウォンに急上昇した。消費者がマスクを安く購入できるテレビショッピングに集まっているのはこのためだ。