昨年末に「武漢肺炎、間もなくソウル・東京上陸」、カナダのAIはWHOより先に知っていた
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.01.29 15:06
新型コロナウイルス(武漢肺炎)の世界拡散を最も早く予測したのは、カナダの人工知能(AI)だった。17年前のSARS(重症急性呼吸器症候群)が発生時に死闘を繰り広げたカナダの医師が創業したスタートアップ企業の技術だ。
カナダのスタートアップ企業「ブルードット(BlueDot)」が世界保健機関(WHO)や米国疾病予防センター(CDC)よりも先に武漢肺炎の拡散を警告したと28日、外信が報じた。昨年12月31日、ブルードットはAIで世界中のニュースや航空データ、動植物疾病データなどを収集・分析し「ウイルスが拡散するだろう」という報告書を出した。その後、昨年1月6日にCDCが、1月9日にWHOが病気の拡散を公式に警告した。
ブルードットの創業者、カムラン・カーン医師は「SARSの時のデジャブ」とし「政府が適切な時期に必要な情報を与えると期待していない」と述べた。