名節後に離婚30%増える=韓国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.01.26 12:48
#1.Aさんは結婚後に義父母の意向に沿い1週間に3~4回は同じ団地に住む義実家を訪問し一緒に夕食をしてきた。1年に10回以上ある祭祀や茶礼も自分の担当だった。結婚後3度目に迎えた秋夕(チュソク、仲秋)の前日も1人で茶礼の準備をしながら不満が積もっていたAさんは、夫が何も言わずに30分間外出し戻ってくるとすぐ罵りながら夫のほおを叩いた。1週間後に夫は離婚訴訟を提起し、2年間の裁判の末に裁判所は2人に別れるよう判決した。
#2.ベトナム国籍のBさんは結婚中にインターネットのチャットで知り合ったベトナム人男性と酒を飲み、愛してるという内容のショートメッセージをやりとりした。Bさんは旧正月前日にも酒を飲んで夜遅く帰宅し、夫の兄は「茶礼の準備もしないで外出した」としてBさんのほおを叩くなど暴行した。夫はこれを見ても止めなかった。事件を契機に別居することになった2人は互いに相手側に離婚の原因があるとして慰謝料を支払うよう要求した。しかし裁判所は双方の誤ちは対等と判断し、双方の慰謝料請求をすべて棄却した。
◇旧正月・秋夕後には必ず増える離婚申請件数