北朝鮮「武漢肺炎、まだ薬もない…徹底的な防疫策を立てなければ」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.01.25 12:28
中国武漢から始まった「新型コロナウイルス」、別名「武漢肺炎」が拡散している中、北朝鮮保健当局は24日「症状がひどくなれば死亡にも達し得る」として徹底的な防疫対策を立てることを呼びかけた。
保健省中央委生放送役所のクァク・ソンジュン副所長は24日、内閣機関紙民主朝鮮に寄稿した「新型コロナウイルス感染症とその予防対策」というタイトルの文章で「治療予防薬はまだ開発されていない」と明らかにした。
特に、「国境、港湾、飛行場で検疫事業を強化し、他の国からこの病気が入ってこないように徹底的な対策を立てる必要がある」とし、「病気が発生した地域に対する旅行を禁じ、感染地域に行ってくる人々に対して徹底的な医学的な監視を進めなければならない」と強調した。