中国山東省に中距離弾道ミサイルを配備…韓国と日本が射程距離内
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.01.25 11:49
中国が山東省に新型中距離弾道ミサイル(IRBM)「東風(DF)-26」を配備したことが分かった。このミサイルは韓国と日本を射程距離内としている。
米国科学者連盟(FAS)核問題専門家のハンス・クリステンセン氏は21日(現地時間)、ブログに関連商業向け人工衛星の写真を公開した。衛星写真によると、中国山東省青州市南部にDF-26を積んだ移動型ミサイル発射台(TEL)が見える。該当衛星写真は8日に撮影したものだ。クリステンセン氏はブログに「青州市基地で13台のDF-26TELと3台の支援車両を発見し、これと別に5台のTELはミサイルを搭載していない」と書いた。
青州市には中国の核戦争力を担当する人民解放軍のロケット軍(PLARF)の基地がある。青州市からソウルまで直線距離は750キロメートル余りだ。科学技術政策研究院のイ・チュングン上級研究委員は「中国がDF-26を山東に配備した理由は韓国と日本、また両国の米軍基地を打撃するためにだろう」と話した。