「武漢肺炎、感染が疑われる患者なし」…韓国当局、中国に疫学調査官派遣へ
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.01.23 15:59
中国武漢で始まった「武漢肺炎」の感染が疑われる患者はもういないと、韓国保健当局が23日明らかにした。当局は中国現地で迅速に状況を把握して現地韓国人の保護を支援するため、国内疫学調査官を派遣することにした。
鄭銀敬(チョン・ウンギョン)疾病管理本部長はこの日午前、政府ソウル庁舎で会見し、「調査対象の有症者として申告され、隔離された状態で管理されていた21人は、検査の結果、全員が陰性と確認された」とし「検査が進行中の有症者はいない」と述べた。検査を受けた有症者のおよそ半分は季節性インフルエンザと判明したと、鄭本部長は説明した。
この日まで密接接触者は計31人で、保健所の能動監視を受けているが、特異事項はないとも伝えた。鄭本部長は「毎日、症状の発生がないかモニタリングしているが、現在まで有症者はいない」と話した。