現代車首席副会長「10年以内に原価半減、水素社会がくる」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.01.22 11:45
鄭義宣(チョン・ウィソン)現代車グループ首席副会長が20日(現地時間)、仏パリで開催された「水素委員会最高経営責任者(CEO)総会」で水素社会実現のための3大方向を提示した。鄭首席副会長は水素エネルギーが気候変動に対応する実質的な解決方法になるには▼技術革新による原価低減▼一般大衆の受け入れ拡大▼安全管理システムの構築--の3つがまず整わなければいけないと強調した。
鄭首席副会長はこの日、パリ近郊のトリアノンパレスベルサイユホテルで行われた総会でこのように述べ、グループ別討論を進めた。鄭首席副会長が提示したアジェンダのうち原価低減は水素エネルギー普及の決定的な要素に挙げられてきた。
水素と酸素の化学反応を通じてエネルギーを得る燃料電池自動車は、電気自動車に比べてはるかに走行距離が長く、充電時間は短い。空気浄化機能も優れている。しかし発電装置が複雑で高価である点が障害だ。