「北朝鮮観光」をめぐって韓国統一部・外交部の歩調乱れ…食糧支援白紙化の再演か
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.01.22 10:13
韓国政府が北朝鮮個別観光にドライブを強くかけているが、具体的な実行案をめぐって部署間歩調が乱れている。
統一部は20日、中国など第3国を通した個別観光の推進など南北直接交流の構想を出入り記者に公開した。「対北朝鮮制裁に抵触せず、セカンダリーボイコット(第三者制裁)にも該当しない」という参考資料までまとめた。
しかし、本来北朝鮮に対する制裁関連業務と韓米ワーキンググループの疎通を担当していた外交部は驚いたという。事前に統一部の発表内容を提供されることができなかったためだ。北朝鮮の非核化交渉と対北政策の調整を総括する李度勲(イ・ドフン)外交部韓半島(朝鮮半島)平和交渉本部長は統一部の関連構想を公開する数時間前である19日午後に訪米を終えて帰国した。