金正恩氏を相手取って損害賠償訴訟を起こした韓国国軍捕虜「名誉回復が目的」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.01.22 08:12
北朝鮮政権と金正恩(キム・ジョンウン)北朝鮮国務委員長を相手取って初めて損害賠償請求訴訟を起こした80代の韓国国軍捕虜が「訴訟の目的は名誉回復」と明らかにした。
ソウル中央地裁民事第39単独キム・ドヒョン部長判事は21日、ハンさんなど2人が北朝鮮と金委員長を相手取って提起した訴訟の初の弁論期日を審理した。被告側を代理しては誰も参加しなかった。
今回の裁判は公示送達の手続きを踏んで開かれた。公示送達とは、訴訟相手の住所が分からない場合、あるいは書類を受けずに裁判に応じない場合、裁判所掲示板や官報などに掲載した後内容が伝えられたと見なして裁判を進める制度だ。