米国の反発、北朝鮮の拒否、安全問題も…韓国政府は個別観光GO
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.01.21 07:46
韓国政府が20日、北朝鮮個別観光は米国の「セカンダリーボイコット」対象でないと公言し、対北朝鮮観光の輪郭を公開した。しかし観光客の身辺安全問題、米国の反発、北朝鮮の拒否と3つの懸念が重なる状況で対北朝鮮観光の推進を具体化し、韓米間の葛藤だけでなく国内の葛藤までも予想される。
韓国統一部はこの日配布した「個別観光参考資料」を通じて▼離散家族または社会団体の金剛山(クムガンサン)・開城(ケソン)地域訪問▼韓国国民の第3国を通じた北朝鮮地域訪問▼外国人の南北連係観光を認める内容を検討していることを伝えた。
統一部当局者は「(対北個別観光は)従来の協力事業体を通じた団体観光方式でなく、非営利団体または第3国の旅行会社を通じて個別に北側の招請意思を確認して承認を受け、北を訪問する方式」とし「国民が第3国の旅行会社を利用して平壌(ピョンヤン)、陽徳(ヤンドク)、元山(ウォンサン)、葛麻(カルマ)、三池淵(サムジヨン)など北の地域を観光目的に訪問する」と説明した。