韓国釜山市（プサンシ）が日本人観光客の地域訪問の活性化に向けて「ご当地シャトル」を提供する。

「ご当地シャトル」はリピート率が高く、韓国をよく分かる日本の個人観光客の地域訪問を効果的に誘導するための一日旅行プログラムで、専用車両を利用してアクセシビリティが落ちる観光地に簡単に行けるように支援する。

平均滞在期間が短い日本観光客の特性を考えると、１日ツアーであるご当地シャトルは良い観光プログラムになると期待されている。シャトルには専門ガイドが同乗して観光地の解説を行い、各地域ならではの食べ物も提供する。

釜山市のご当地シャトルは釜山駅から出発して海雲台（ヘウンデ）や機張（キジャン）海岸路に沿って楽しむ「東海岸ビーチライフコース」と加徳（カドク）大橋を過ぎて加徳島海岸の絶景を鑑賞するコースを検討している。３月中に運行を始める。

釜山市関係者は「ご当地シャトル事業をきっかけに日本の個人観光客の訪問誘導とリピート率を高めるチャンスになるものと期待している」として「日本人訪問客の増加のための戦略的な広報マーケティングはもちろん、航空会社など関係機関との持続的な協業を通じて日本人観光客を誘致する案を積極的に模索していきたい」と明らかにした。