辛格浩名誉会長死去、「兄弟の乱」に変数? 日本側株主は辛東彬会長支持
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.01.20 12:08
ロッテグループ辛格浩(シン・ギョクホ、重光武雄)会長の死去がロッテグループの支配構造にどのような影響を及ぼすのか注目されている。ロッテグループの場合、韓日両国に根を下ろしている上に、辛東彬(シン・ドンビン、重光昭夫)会長が最近まで実兄である辛東主(シン・ドンジュ、重光宏之)前日本ロッテホールディングス副会長とグループの会長の座をめぐり争った傷痕がまだ残っている状態だからだ。
19日のロッテグループと財界によると、ロッテグループは数年前まで株式上では日本ロッテが韓国ロッテを事実上支配する構造だった。当初兄である辛東主前副会長が日本ロッテを、辛東彬会長が韓国ロッテをそれぞれ経営する方向で整理されていたが、日本ロッテを持つ人が事実上韓国ロッテまで支配できる構造であるだけに緊張関係が続いてきた。