「冷麺にのど」李善勧外相抜てき説…金正恩委員長、対米強攻のメッセージ?
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.01.20 07:52
北朝鮮が李容浩(イ・ヨンホ)外相の後任に李善勧(リ・ソングォン)祖国平和統一委員長(祖平統)を起用したという見方が提起された。政府当局者は19日「北朝鮮が年末、李容浩外相を解任して後任に軍出身で対南業務を担当してきた李善勧氏を座らせたという多数の情報がある」として「関連情報に注目しており事実確認中」と話した。
北朝鮮が通常夏に開催してきた海外公館長会議を進めると予想されるため、その場で李善勧氏の交代の事実が確認されることができる。
人民軍大佐出身である李善勧氏は南北軍事実務会談代表を務めたが、2010年代祖平統委員長になって南北高官級会談北側首席代表を引き受けてきた。彼は2018年9月平壌(ピョンヤン)で開かれた南北首脳会談当時、玉流館(オクリュクァン)で午餐会の途中に韓国経済人に「冷麺がのどに通るか」という暴言を吐いて論議を呼んだ。1カ月後には平壌を訪れた趙明均(チョ・ミョンギュン)当時統一部長官が会議場に5分程度遅れると「時計も観念がなければ主人(趙長官)に似てあのようになる」とも話した。