韓国の勤労挺身隊被害者、三菱と面談…強制徴用判決後初めて
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.01.18 12:43
三菱重工業朝鮮女子勤労挺身隊の被害者の梁錦徳(ヤン・クムドク)さんと三菱重工業の面談が実現した。2018年10月の韓国大法院(最高裁)の強制徴用賠償判決以降、被告企業が原告当事者との面談に応じたのは今回が初めて。
17日、梁錦徳さんと「名古屋三菱・朝鮮女子勤労挺身隊訴訟を支援する会」の高橋信共同代表、「勤労挺身隊ハルモニと共にする市民の会」のイ・グクオン常任代表らは東京丸の内にある三菱重工業本社を訪問し、韓国大法院の賠償判決を履行すべきだという内容の要請書を伝えた。面談は約40分間続いた。
三菱が被害当事者の梁さんと面談したのは2010年7月以来9年半ぶり。高橋共同代表は「10年前に和解交渉を担当した職員が下りてきて、予定時間を超える面談をした」とし「(被害者と個別交渉に応じるべきでないという)安倍政権の圧力がある状況で、三菱側が面談に応じたのは意味があると思う」と述べた。