韓経:SK、充電1回で500キロ走行のバッテリー…米国で2年以内に量産
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.01.17 14:11
SKイノベーションが2022年から1回の充電で500キロを走る次世代電気自動車のバッテリーを量産する。米ジョージア州の小都市コマース市に建設中のバッテリー工場でだ。
14日、ジョージア州最大都市アトランタから車で1時間ほど走って到着したSKバッテリー工場では鉄骨工事が進められていた。昨年3月に着工し、現在の工程率は28%。完工時点は来年下半期、試作品の生産は来年中頃となる。その後、自動車企業のバッテリー性能テストを経て2022年に量産に入る予定だ。
SK側は「1回の充電で500キロを走るバッテリーの量産が始まれば、第3世代バッテリー時代が本格的に開かれる」と述べた。電気自動車のバッテリーは1回の充電で走行可能な距離によって第1世代160キロ未満、第2世代320-500キロ未満、第3世代500キロ以上に分けられる。世界バッテリー業界は第3世代バッテリー開発競争をしている。第3世代のバッテリーを搭載すれば、ソウル-釜山(456キロ)間を途中で充電する必要なく走行できる。