ロシアには「内政問題」…韓国「国際法」強調した菅官房長官の2つの顔
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.01.17 07:51
一昨年の大法院強制徴用判決に関連して、韓国に国際法を守るよう一様に主張してきた日本政府の立場をやや苦しくさせる場面が登場した。日本政府の報道官格である菅義偉官房長官が16日午後の定例記者会見に臨みながらだ。
この日、菅氏は記者団から北村滋・国家安全保障局長の訪露成果に関連した問答をやり取りしている中で、前日にウラジーミル・プーチン露大統領が提案したロシア憲法改正案に関する質問を受けた。プーチン大統領の改正案はロシア国内法が国際法に優先するという規定を強化する方向だが、これまで国際法の秩序を重視してきた日本政府がどのように対応するかという内容の質問だった。これに対し、菅氏は「ロシアの内政動向についてひとつひとつコメントするのは差し控える」と答えた。