【時論】ソレイマニ除去後のイラン核開発と北朝鮮の危険な選択
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.01.16 09:10
2020年新年早々、世界が緊張した。3日、米国がイラン革命防衛隊のソレイマニ司令官斬首作戦を断行して戦争危機感が高まり、韓半島(朝鮮半島)安保に新たな変数として登場した。戦争ではないにしても、イランの核開発が本格化すればそこに北朝鮮が関連する可能性がなくはないためだ。
イランは今月5日、ソレイマニ氏殺害の対応次元として2015年に締結した「イラン核合意(JCPOA)」をこれ以上遵守しないと明らかにした。過去4年間、制約を受けていたウラン濃縮を再開するということだ。もちろんイランがすぐに核兵器を作ることは難しい。依然として核拡散防止条約(NPT)加盟国として平和的核利用義務があり、国際原子力機関(IAEA)査察員をまだ追放する事態には至っていない。しかし、今後遠心分離機を増やして国際査察を避けて核兵器用高濃縮ウランを生産する可能性があるとみられる。