韓国人乗せた船舶、インドネシアで抑留…船員「政府に助けられないと言われた」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.01.16 07:11
インドネシアに韓国人船長と船員を乗せた船舶2隻が領海侵犯の疑いで抑留されていることが分かった。パナマ船籍のLPガス輸送船と韓国国籍の貨物船だ。
輸送船は昨年10月9日、シンガポールと隣接したインドネシア・ビンタン海域で領海侵犯の疑いでインドネシア海軍に拿捕された。指定された区域でない場所にイカリを下した疑いだ。船舶には韓国人船長を含んで韓国人船員9人がインドネシア人船員8人と乗船中だった。
船員はインドネシア当局にパスポートを押収され、ビンタン島とバタム島の間にあるインドネシア海軍基地の近くに停泊した輸送船の中で過ごしているという。抑留された船員Aさんは聯合ニュースとの通話で「抑留直後、海水部と外交部に届け出を出したが、『パナマ船籍だから助けられない。船社側と協議しなさい』と言われた」と主張した。