韓経:日本脱出のゴーン氏「ルノーは退職金出せ」 フランスで訴訟
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.01.15 10:26
日本で事実上の自宅軟禁途中にレバノンに脱出した、ルノー・日産・三菱アライアンス前会長のカルロス・ゴーン氏が仏ルノー自動車を相手取り退職手当を要求する法廷戦いに乗り出した。
13日(現地時間)、フィガロやAFPなど仏メディアによると、ゴーン氏はルノー本社があるパリ近郊ブローニュ・ビヤンクールの労働法院に弁護人を通じて退職手当て請求訴訟を起こした。
ゴーン会長はルノー側から25万ユーロ(約3059万円)規模の退職金を受け取ることができなかったと主張した。これとあわせてルノー側から2014~2018年に成果給名目で受け取ることになっていた年間77万4774ユーロの年金と、退職後に競争会社に離職しない条件で受け取ることになっていた補償金400万ユーロも請求する方針だ。成果補償金で受け取ることになっていた1500万ユーロ分のルノー株式も訴訟対象に入る。ゴーン氏側がルノーに提起する各種補償金は合計3000万ユーロ(約37億円)に達するものと推定される。